《重点項目》
1.納税者権利憲章の制定を求めます。
今日の税制改正では納税者の義務拡大が図られております。OECD主要国で憲章が制定されていない国は日本のみといわれていることから次の3点を含む憲章の制定を強く求めます。
1)主権者たる納税者を善良なる者として取り扱われるものであること
2)国が保有している納税者本人の情報開示を求める権利があること
3)独立した第三者機関での公正な権利救済がなされること
2.所得税の所得再分配機能の強化を求めます。
3.インボイス制度の実施にあたり、特に小規模事業者に対する配慮を求めます。
4.政府管掌社会保険料の事業主負担の軽減及び労働保険、社会保険の保険料算定期間を暦年に変更することによる事業主の事務負担軽減を求めます。
5.借入金の返済について柔軟な対応と減免制度などの創設を求めます。
6.デジタル化においてIT弱者を取り残さない制度設計での推進を求めます。